以前は男性が使うものだというイメージだった育毛剤でしたが、今やそれは古い考えとなっています。抜け毛、薄毛に悩む女性が年々増えてきているという現実は、関連製品の増加、関連コマーシャルの増加、雑誌の特集の増加…などでもあきらかです。

 

女性にオススメの育毛剤&女性が育毛剤を選ぶ時のポイント

 

女性専用育毛剤の種類もかなり多くなり、症状の違いや好みの使い心地に合わせて選べるようになってきています。だからこそ、自分に合った育毛剤を適切に見極めて、上手に使っていくことが大切です。これは、より確かな効果を得るためには欠かせないことです。

 

育毛剤を使い始める年齢に早すぎる、というものはありません。男性と違い、女性は年齢にかかわらず、薄毛が進むケースがあり、気づいた時には、かなり進行してしまっていることも少なくありません。

 

髪のボリュームがなくなった、フケやかゆみが気になる、抜け毛が多くなった…など、頭皮や毛髪に違和感を覚えたら、年齢に関係なく育毛剤を使い始めることをオススメします。ケアをする人と、そうでない人では、やはり髪質が違ってきますし、5年後、10年後と、時間が進むに連れて、その差は大きなものとなります。

 

では、具体的には、どのようにして選んでいけばいいのでしょうか。このページでは、女性用育毛剤を選ぶ時のポイントについてお伝えします。

 

医薬品、医薬部外品、化粧品の違いから選ぶ

育毛剤は、薬事法によって「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」に分類されます。何となく同じようなものに思えるかもしれませんが、それぞれ全く別物と言っていいくらい違います。

 

具体的には「化粧品」→「医薬部外品」→「医薬品」の順番で高い効果が期待出来ますが、それと同時に適切な使い方をしないと、副作用の危険性も出てくるので、繊細な配慮が必要です。

 

【医薬品】

厚生労働大臣によって効果があると認可されたもので、効果・効能を記載することが出来るのが、医薬品です。医薬品には、医療用医薬品(医師の処方箋が必要)と一般医薬品(薬局・薬店で購入可能)があります。

 

効果が高い分、副作用や個人差があるため、医師や薬剤師に相談したうえで使用するのが、基本です。

 

【医薬部外品】

薬事法において、「脱毛の防止、育毛を目的」とされていて、かつ「人体に対する作用が緩和なもの」と、厚生労働大臣が指定している育毛剤が、医薬部外品です。「医薬品」ほど確実な治療効果は認められませんが、効果効能を商品に明記することを許されているものです。

 

1ヶ月の利用で「効果がない」と止めてしまうのではなく、半年や1年は続けて使っていくことが必要です。それだけに、香りやパッケージ、感触などの使用感などにもこだわって選ぶことをおすすめします。

 

【化粧品】

化粧品は薬事法で「人の身体を清潔・美化し、魅力を増し、容貌を変えるもの、又は、皮膚若しくは毛髪を健やかに保つため」に使われるものとされています。保湿以外の効果効能は記載出来ないため、パッケージに書かれている成分表示を見て、実際にどういった効果が期待出来るのか、自分で判断する必要があります。

 

スキンケアに例えると、日常のスキンケアが「化粧品」、日焼けした時のホワイトニングやニキビ用のものが「医薬部外品」、シミの治療やニキビの治療で病院に行くのが「医薬品」といった分類です。いずれの場合も、説明書に記載されている用法、用量をきちんと守って使うのが大前提です。

 

頭皮、頭髪の状態から選ぶ

薄毛といっても、症状は人によって様々ですが、その症状ごとに適切な育毛剤というのは、違ってきます。症状別に育毛剤の選び方のポイントをまとめてみます。

 

抜け毛が増えた

抜け毛が急に増えた場合には、ホルモンバランスの崩れが原因だと考えられます。男性ホルモンの分泌が多くなりすぎている可能性が高いので、抗男性ホルモン作用、女性ホルモン調整作用の働きを持つ成分が含まれている育毛剤を使うと効果が期待出来ます。

 

【抗男性ホルモン作用が期待出来る成分】
チョウジ
オウゴンリキッド あど
【女性ホルモン調整作用が期待出来る成分】
フラボステロン
カンゾウエキス
ヨモギエキス
カンゾウエキス
オトギリソウエキス
ビワ葉エキス など

 

頭皮の乾燥や細かいフケが気になる

頭皮が乾燥すると、炎症を起こしやすくなります。炎症を起こすと、毛根細胞が傷ついてしまい、抜け毛や薄毛の原因になります。また、フケも乾燥が原因で頭皮がめくれ、内部に菌が繁殖してしまうことによって起こります。

 

そのため、こういったケースにおいては、保湿効果の高い成分が入った育毛剤を使うことで、効果が期待出来ます。

 

【保湿効果が期待出来る成分】
トレハロース
ヒアルロン酸
ヘチマエキス
ベニハナエキス
米胚芽油 など

 

大きめのフケが気になる

大きめのフケが出る場合は、頭皮の皮脂分泌が多くなりすぎていることが原因と考えられます。脂が多いと、毛穴が目詰まりを起こしやすくなるため、十分な栄養が髪に行き渡らなくなります。そのうえ、毛穴に菌が繁殖してしまい、薄毛、脱毛につながってしまいます。

 

このような状態にある人の場合、抗菌作用、抗炎症作用、抗酸化作用成分が含まれている育毛剤を使うと、効果が期待出来ます。

 

【抗菌作用が期待出来る成分】
ウイキョウ
ペパーミント
ソウハクヒ
オウバク
チョウジ など
【抗炎症作用が期待出来る成分】
カンゾウ
ヨモギエキス
トウキエキス
シャクヤクエキス
アロエエキス など
【抗酸化作用が期待出来る成分】
ボダイジュ
ポタンピ
セージ など

 

すべての薄毛・抜け毛に共通

女性の薄毛、抜け毛を改善するには、血行や新陳代謝を促進させる必要があります。そのため、この2つに効果のある成分が配合されている育毛剤は、すべての薄毛・抜け毛に効果が期待できるということになります。

 

【血行促進が期待出来る成分】
シャクヤクエキス
トウガラシエキス
緑茶リキッド
紅茶リキッド など
【新陳代謝促進作用が期待出来る成分】
ポタンピ
ボダイジュ など

 

まとめ

女性の薄毛の原因は、男性の薄毛とは根本的に違いますので、女性用の育毛剤を使うことをオススメします。また、実際に使う際には、症状にあった成分が配合されているかどうかを確認したうえで、説明書に記載されている用法・容量、使い方をきちんと守りましょう。

 

また、月経前後やパーマ、カラーリングの直後などは、頭皮が敏感になっていることがあります。新しい育毛剤をこの時期に使い始めることは避け、いつも使っているものでも痒みがでたりしないかどうか、気をつけながら使用してください。